千葉大学文系数学の基本対策
文系数学の基本対策
千葉大学の数学は13題の出題ですが、文系数学の対象は大問7までです。
大問7題のうち大問1〜4は数学1Aから、5〜7は2Bからの出題になっています。
千葉大学の数学はオーソドックな問題が多く標準的な参考書をやっておけば、全く手がつかないという問題はなくなります。
ただ、解けるかといったらそうではありません。
解き方はわかるけど答えに持っていくのが難しい、例えば計算が複雑などの壁がいくつかあります。
その中でも解きやすい問題は受験生の多くが確実に点数を取ってくるので、試験時間内にどれだけ多くの問題を完答までもっていくことができるか?が合格へのカギです。
やるべき参考書として、『文系の数学 重要事項完全習得編』、『厳選大学入試数学問題集』などです。
『標準問題精講』まで手をだすと、やり過ぎ感が否めないので余裕があるひとだけにしましょう。
攻略のポイント
大問が7題もあるので、完答数を増やすためにも正確な計算力と計算速度がほしいです。
計算力の判断基準として、センター数学2Bを8割超えるレベルの計算速度ができればあると良いですね。
計算力に不安があるひとは、『合格(うか)る計算』という計算力がつく問題集があるのでやるといいです。
また、千葉大学の文系の数学は様々なジャンルの問題が出題されます。例えば絶対値、空間図形、漸化式や確率など。そのため、苦手分野を作っていると得点がしにくくなるので、いま苦手分野があるのであれば確実につぶしていってください。
幅広く苦手部分をなくすことを忘れずに!
やっておくといい参考書
『合格(うか)る計算』
計算力に不安があるひとにはぜひやってもらいたい参考書です。とにかく、千葉大学の文系数学は時間とのたたかいになります。計算力があって損することはありませので、ぜひやってみてください。オススメのやり方として、時間を測定しながらやりましょう!
『文系の数学 重要事項完全習得』
こちらは数学の問題でよく出る問題を押さえた上で、標準レベルの問題の演習もできる優れものです。千葉大学の数学は、標準レベルの問題がほとんどですので、このレベルの問題集は必須です。
『厳選大学入試数学問題集文系142』
この問題集は、過去問からよく出る問題を厳選して142題扱ってくれています。過去問をやりこむ前に解き始めるのがオススメです。過去問だとどうして解説が詳しくなくて、モヤモヤするときがありますが、この問題集は過去問の問題をしっかりと解説してくれている珍しい1冊です。