安定だけでない未来を
ようやくクリスマスも終わりましたね、というとクリスマスに敵対しているような雰囲気が出てしまいますが。
市川市の大学受験予備校、武田塾市川校高田です。
本日12月26日は、マリー・キュリーがフランス化学アカデミーでラジウムの単離に成功したと発表した日、だそうです。
キュリー夫人と言われたらわかる、という人もいるかもしれません。
そんな彼女の言葉に、「人生最大の報酬は、知的活動によって得られる」というものがあるそうです。
様々な捉え方ができる言葉ではありますが、知的活動・研究活動の重要性を強く感じさせる言葉ですね。
いろいろな生徒さんと話をする中で、研究をしてみたい、発見をしてみたいという生徒さんはなかなかいません。
将来の夢の選び方の軸としてよく聞くのが、「安定をしている仕事」というものです。
これが悪いということでは全くありませんし、非常に重要な要素であるとは思いますが、ぜひそれ以外のことにも目を向けてくれたらなと思います。
安定している仕事を目指す人の動機として、「会社が潰れない」「収入が途絶えない」「将来に困らない」といったものがありますが、多くが消極的なものです。
大雑把に言ってしまえば「悪くならない」ということになります。
でも、もっと前向きなエネルギーを全力で燃やす方が楽しいんじゃないかな、と感じることがあります。
リスクある生き方を勧めるつもりはありませんが、こうしたいのだという思いを持って物事に取り組む楽しさというものは必ずあります。
不安定な世の中ですし、前向きだなんだと言っていられないのも事実ですが、ちょっとそれ以外に目を向けてみてください。
研究者を目指すんだとか、かっこいいと思いますよ。
さて、今年の武田塾市川校の通常特訓は本日が最後となります。
12月28日、29日は自習生向けに開校しますが通常特訓はありません。
また、新年は1月4日から開校となりますので、お間違えのないよう気をつけてください。
新年も頑張っていきましょう。