準備大事に
こんにちは、市川市の大学受験予備校、武田塾市川校高田です。
今日1月25日は、日本最低気温の日とのこと。
1902年のこの日に、北海道旭川市でマイナス41度を記録したそうです。
聞いているだけで寒くなってきますね。
この1902年という年、八甲田山での雪中行軍遭難事件が起こった年でもあります。
天は我々を見放した、というやつですね。
210名の訓練参加者のうち、199名が死亡するという日本の冬季軍事演習上での最大の惨事だそうです。
詳しいことについてはぜひwikipediaをご覧いただければと思います。
さて、この遭難事件の原因については諸説あるようですが、その一つに準備不足があるようです。
情報が足りない、装備が足りないという状態で、記録的寒波による豪雪、その結果が生存率5%という惨事となってしまったようです。
このことを受験の話に援用するのもなんですが、何事も最悪の状態を想定した準備をすることは重要ですね。
勉強においてもよくあることが、苦手な範囲があってもそこが出題されないことを祈ってテストに突入する、ということです。
もしこれが出たら、もしこんな問題が来てしまったら、そうやって自分にとって悪いパターンを想定し、準備をしておかなければなりません。
たまたま一度うまくいったとして、それが自分の力だと過信してしまうことが何より危険なことです。
自分の状況を冷静に見極め、悪い状況というものを意識して準備をしてください。
それぞれ自分のための勉強に取り組んでいってください。