過去問の使い方について
こんにちは。
センター試験も近く、残り59日ということで、本日はこの時期の勉強で気を付けてほしいことを書かせていただきます。
秋は模試がたくさんあり、入試も近いのにと、思うように成績が伸びず悩み焦る受験生は多いのではないでしょうか。
そういう時、多くの受験生は何をするでしょうか。
過去問をひたすら解いて慣れようとし、点数に一喜一憂する受験生がとても多いように思います。
確かに過去問を解くことは自分の実力を知る上で重要ですが、もっと大切にしてほしいことがあります。
それは、過去問のような応用問題を解いていても基礎は大切にして忘れてはいけないということです。
難しい問題ばかりに目をむけて、基礎が疎かになってはいませんか?
夏にたくさん覚えたことも、手を付けないまましばらく時間が経ってしまうと忘れてしまいます。
それはとてももったいないことだと思います。
面倒かもしれないけれど、この時期に基礎が抜けていないかを確認することは本当に大事です。
基礎が抜けているから過去問の難しい応用問題が解けないということもありますし、それに何より、基礎ができるのは受験では当たり前となっています。
受験で合格を勝ち取る人たちは確実に基礎問題は点を取ってきます。
それは、少し基礎問題でミスをすれば大きな差になり、命取りとなる可能性があることを意味しています。
まずは基礎を確実なものにしましょう。
なので、過去問は使い方を考える必要があります。
間違えた問題を復習してできるようにするだけでなく、自分の苦手分野を見つけ出し、そこを参考書等で基礎から復習し直すことが大切です。
そのようにして苦手分野をなくし、どのような問題が出てきても対応できるようになります。
過去問は自分の苦手を見つけるための教材と考えてほしいと思います。
この時期、受験生は焦ってしまうとは思いますが、勉強に対して熱意をもち、一方でそういう時こそいい意味で冷静になることが大事です。
一日一日を大切に勉強に取り組みましょう!