【必見】長期的な観点からの大学選び
大学受験をすることを決めたとき、皆さんはどのようにして大学を選んでいるでしょうか?
今までは、高校の成績や模試での偏差値によって自分の現在の実力と、これからの伸びを考えて大学を決めていた人も多いのでしょうか?
しかし、時代は変わるもので徐々に大学の名前だけでは就職ができなくなってきました。
個性や勉強以外の習慣や考え方など、個人個人を重視する傾向が日に日に増してきています。そこで重要になってくるのが、大学に通うことを通して何をして、何を身に付けたいのか。ということを頭の中に入れて大学を総合的に判断するようにしていきましょう!!
目標をしっかりと持って大学を選ぶ生徒の場合、大学でも意欲的にその目標に向かって学ぶ傾向にあり、授業以外の人間力形成にも力を注ぐことが多いです。そうして磨かれた人格は就職活動の時に大きな力となってくれることでしょう。
・変わりつつある大学
かつての大学は研究が中心であり、個々の教育についてはあまり熱心ではありませんでした。したがって研究を必要としない学部学科ではほとんど大学に通っていたが成長しなかったということが起こりました。
たしかに教科書に載っていることなどは大講義なのでご教授してくださいますが、教科書に載っているようなことを講義として学ぶことにどのような意味があるでしょうか?
インターネットも発達してきているので「答えのある問題」が解ける能力は自ら育てることができるのです。
一方で誰も知らないことを見つけ出すことや、世の中にない製品を生み出すための創造力や独創力、話し合いや共同作業をするチームワーク性が重要です。
創造力や独創力を身に付けることは簡単ではないですが、多くの大学で「考える力を身に付けるための教育」について考慮し始めたり、実際に導入したりし始めています。大学の教育についての方針はHPなどにも載っています。しっかり見て調べてみることが大事ですね!
・大学での勉強には余裕も必要!!
やはり大学受験を考えたとき、なるべく偏差値が高い大学を目指すことは自然なことだと思います。
しかし、大学に入学後周りの生徒とのレベルの差が大きい場合、授業についていくことがメインとなってしまい、勉強面以外への余裕が消えてしまいます。
大学は上記でも述べたように創造力やチームワークを向上させる場でもありますよね。そこで勉強に追われてしまうのはもったいないですね!
サークル活動や人脈の構築も大学生活での一つの華ですね!
・就職したい地域も考えて大学を選ぶ
大学自体が地域に貢献しているか、またそこの社会で根付いているかも就職活動を行うときに大事になってきます。
実際聞く話では、関東圏で就職を考えている場合、関西圏の大学から関東圏に出てきてもやはり、早慶MARCHに負けてしまうというのが実情だと思います。
また、地元の国立大学などはそこでの人脈などの今までの繋がりがかなり役立ってくるところだと思います。
・目標ははやい段階で明確に持とう!
人生設計は人生の中でもっとも重要といっても過言ではないでしょう。
一人一人の個性が大切で、先にも述べたように、今までなかった答えを新しく導き出していく能力が求められる時代においては、目標をしっかりと持ち、それを達成するために計画を立てて実行できるかどうかが重要だといわれるようになってきました。大学を選ぶときにも、やりたいことや目標を達成するための手段だと考えればわかりやすいでしょう。大学で方向転換することも多いですが、目標をもって大学を自分で選んだという覚悟だけでも大学での就学意識はとても高くなります。どんなに素晴らしい大学に行っても大学が決めた教育方針に乗っかるだけでは目標達成は難しくなります。
・まとめ
将来暮らしたい地域や、やりたい仕事、夢や目標は親が決めるものではありません。親の希望は大事ですが、子供がしっかりと目標を持てるように、親が意見を言うときは押しつけにならないように注意してください。余裕がなく困難なことがあっても自分でやりたいことをするために選んだ選択であれば頑張れると思います。
お子さんとしっかりと相談して、お子さんの人生設計の補助をしてあげましょう!